季節の変り目は免疫力向上  2012.10

長かった暑さもようやくおさまり、秋らしい気候になりましたね。しかし、昼間と夜の気温の差が大きく、この温度差が体に影響します。夏の疲れを残したまま秋から冬へ突入してしまうと、インフルエンザや風邪にかかりやすくなってしまいます。今のうちに、しっかり免疫力を上げておきましょう。

■まずは食べ物。
免疫力を上げる物には大豆製品、緑黄色野菜、きのこ類、海藻、ごま、小魚、酢、梅干、玄米などがあります。

■次は呼吸。
お腹を意識して、毎日朝昼晩、深呼吸を5分間行いましょう。これは便通にも効果があります。

■忘れてならないのは運動。
家事や仕事の合間に、気がついた時、背を伸ばし、ストレッチや体操で体を動かしたり、一日一回はエスカレーターをやめて階段にするなど。やりすぎは逆効果です。

■大事なのは風呂。
シャワーやカラスの行水は体の芯まで温まりません。まず、40℃、15分間を目標にしましょう。NK細胞が活発になります。

■活性酸素対策。
活性酸素はあらゆる病気の原因になりますので、除去する必要があります。具体的には、日常の食品に含まれているポリフェノール、カロチノイド、ビタミンE・Cなどに除去能力があります。

■最後は睡眠。
疲れていないのに早い時間に寝ようとするのは不眠の原因になります。一日の活動量に応じて寝る時間はまちまちでも、起床時間はいつも同じにするのが、私のお薦めの睡眠法です。

勇気と感動をありがとう  2012.8

ロンドンオリンピック開幕で、眠れない夜を過ごしている方も多いのではないでしょうか。男子サッカー初戦で日本が優勝候補スペインに1-0で勝利しました。なぜ、このような奇跡が起こったのか考えてみましょう。「監督の采配が良かった」「選手が頑張った」というのは、勝利したどの国も同じでしょう。メダルを取ることに、単なる希望、期待ではなく、「必ず」「絶対」取るという信念を感情を伴って持ち続けることが重要なのでしょう。そのためには、

  1. 勝利の想像をリアルに描く。
    大脳は本当にあったことと、想像したことを区別できないので、良い意味で脳に勝利の情報だけを流したいものです。
  2. 何度も繰り返す。
    写真やイラストを使って、潜在意識に長期記憶として刷り込みましょう。
  3. 言葉にして音読する。
    人は自分の言葉に最も洗脳される動物であることを思い起こしましょう。
  4. 目標を紙に書く。
    書く、見る、読む、聞くの五感をフル稼働して想像を肉付けしましょう。
  5. 日常の言葉に注意。
    ●練習が終わって「疲れた!」と言っては、思考が止まります。「また、メダルに近付いた」と言い変えましょう。
    ●「頑張らないとメダルがとれない」と言うと脳はそれを聞いて、頑張るのがつらくてメダルの取れない自分を想像しますが「頑張ればメダルがとれる」と聞くと、脳は頑張ってメダルを取っている自分を想像します。
    ●TV会見で「プレッシャーがかかっている」「苦しい戦いになりそう」と言えば、本人は気が楽になると思うでしょうが、脳は不安、心配、失敗の記憶、怪我などを想像してしまいます。

これからも、頑張っているあなたを支え続けます。

都内汚泥処理施設や下水処理場から見つかった高濃度の放射能  2012.2

福島原発から200キロ以上離れている都内の下水処理場や汚泥処理施設で次々と高濃度の汚泥が見つかっています。すぐに発表をしなかったので高濃度に放射線で汚染された汚泥の多くはセメントや肥料に再利用されてしまいました。また施設で働く多くの職員や作業員たちはなんら防護策を講じられないまま高濃度の放射線を毎日浴びてしまったのです。その再利用されたセメントを使って建てたビルや住宅に住むようなことがあれば何十年も放射線を被曝し続ける危険性があります。

汚泥は下水を浄化する過程で生まれますので放射性物質が濃縮されてしまいます。これまでに福島、東京、群馬、宇都宮など、東日本を中心とした自治体の下水処理施設で汚泥や汚泥の焼却灰から検出されており、原発事故以降、雨で流されたものが蓄積したものと見られています。東京都内でもっとも放射性物質が濃かったのは江戸川区の「葛西水再生センター」。5月に採取した汚泥焼却灰から1キロあたり5万3200ベクレルの放射性セシウムが検出されています。

都が管理するその他12施設、八王子などの市が持つ施設でも放射性セシウムが検出されています。汚泥の放射線物質はかなり前から検出されていた自治体もありましたが、国は浄水汚泥について基準を設けていなかったので公表できなかったようです。そのため、施設を管理する自治体は、放射性物質が含まれた汚泥をセメントや肥料へ再利用することができず、また、リサイクル業者からの受け入れ拒否も相次ぎ、各施設の汚泥は、施設内の保管場所にたまる一方です。

日本はおろか世界中に放射性物質を撒き散らした原発事故。もう3月11日以前のあの美しい?日本には戻れないでしょう。本当にかけがえのないものを失ってしまいました。ですから開き直って放射性物質とともに生きるしかないでしょう。

生活習慣病の予防 ミネラルバランスにも注意を

生活習慣病の予防に重要な事の一つは、栄養バランスの良い食事を心がけること。これまで炭水化物、タンパク質、脂肪という3大栄養素のバランスが重視されてきたが、最近の研究で食事や飲み物に含まれるミネラルバランスも健康管理に重要な役割を果たす事が分って来た。  炭水化物、タンパク質、脂肪の3大栄養素は有機物と呼ばれ、主に炭素、水素、酸素、窒素の4元素で構成されている。これ以外の元素のうち、食事などによって取ることが必要な元素がミネラル(無機質)だ。

カリウム増やす

ミネラルは多すぎても少なすぎても、健康の保持や増進には好ましくない。専門家は成分ごとに1日あたりの目安量、推奨量、目標量を設定してきたが、最近、取ったミネラルが体内で相互に影響しあうことが知られてきた。国立健康・栄養研究所食品保健機能研究所の石見桂子部長は「近年の研究成果の一つとして、ミネラルバランスを考えなければならない事が分って来た。例えばナトリウムとカリウムの関係がある」と話す。

どちらも組織や細胞を満たしている体液の浸透圧を調節するミネラルで、血圧の維持、神経や筋肉の働きに欠かせない。しかも、食事で取ったカリウムは、体内で増えすぎたナトリウムの量を減らすなど、体の機能を正常に保つためのバランスを取っている事も分って来たのだ。日本は世界的にみても食塩摂取量の多い国民だ。厚生労働省は食事から摂取する1日当たりの目標量を男性では9g未満、女性では7.5g未満と定めているがなかなか達成できない。

そこにカリウム不足が加わるとバランスが崩れ、高血圧を発症しやすくなる。そのため、最近では、「塩分控えめ」の努力とともに、カリウムを豊富に含む野菜、大豆など豆類、果物を積極的に取ることが勧められるようになった。

ゼオライト5時間でセシウムの9割を除去(2011年4月8日 読売新聞)

汚染水浄化に「ゼオライト」セシウムを吸着

東電福島第一原発のタービン建屋地下などにたまる高濃度の放射性物質を含む水の浄化に仙台市青葉区愛子で採れる鉱物「天然ゼオライト」が有望であることを日本原子力学会の有志らがまとめ、7日発表した。研究チームは、同学会に所属する東北大など5大学と日本原子力研究開発機構の計59人。福島第一原発で、難航する高濃度汚染水の処理の一助になればと、自主的にデータを集めた。実験の結果、表面に微細な穴の多い「天然ゼオライト」10グラムを、放射性セシウムを溶かした海水100ミリリットルに入れて混ぜると、5時間で約9割のセシウムが吸着されることを確認した。

セシウム汚染土壌圧縮の鍵握るゼオライト

東京電力福島第1原子力発電所事故で放射性セシウムに汚染された農地の浄化には、表土の剥ぎ取り除去が最も効果的といわれていますが、膨大な汚染土壌の後始末が大きな課題となっています。土壌から放射性セシウムを効率的に取り除き、廃棄する土壌や汚染物質の量を大幅に圧縮する行程が欠かせません。国が並行して進めた研究では、放射性セシウムを選択的に多く吸着する素材も突き止めたので、この成果を生かし、汚染場面での吸着材の実用化を早急に確立すべきです。

放射性セシウムの吸着材として注目されるのが、ゼオライトなどの天然鉱石。国内に豊富にあるゼオライトなどの天然鉱石も、水溶液中の放射性セシウムを効率的に吸着することが分かってきました。土壌浄化では効率的に水に溶け出せる技術の開発が欠かせません。その中で、東京農業大学の後藤逸男教授の研究グループは作物栽培試験で、ゼオライトには土壌と強く結びついたセシウム(非放射性)も引き剥がして吸着する働きがあることを示すデータをまとめました。

農地除染ではないが、ゼオライトなどをすき込んで作物の放射性セシウム吸収を抑える方法を検証する価値は十分あります。後藤教授は、国が表土剥ぎ取りの対象と想定していない5000ベクレル以下の農地で、表土に混ぜての反転耕を提案しています。米に移行しやすいとされる砂壌土の水田などで使えば、農家の不安も解消する事でしょう。(2011年11月23日 日本農業新聞)

チェルノブイリ事故の本当の理由  2012.1

真実は都合よく隠蔽されて私たちには誤った情報が流されそれをすっかり信じてしまう事がよくありますが、チェルノブイリの原発事故の時もそうでした。当時のソ連は事故の原因は、運転員の操作ミスだという嘘を作り上げ、彼らを裁判にかけ、濡れ衣をかけて投獄しました。実は運転員のミスではなく大きな直下型地震のせいだったことがいろいろな学者たちの証言によってわかってきました。ロシアの核物理学者のチェチェロフ博士は事故後の原子炉を調査した結果、原子炉の緊急停止の22秒前に大きな直下型地震がチェルノブイリで起こったことを突き止めました。

地球物理学者チャタエフ博士は早くからこの事故を突き止めたのですが、途中突然行方不明になってしまいました。チャタエフ博士の報告を受けた地球物理学研究所所長ストラチェフ博士も震度計の結果を見てそのことを確信しました。地震学者オルチェンコ 博士は、政府はチェルノブイリは地質的に安定していると言っているのがまったくの嘘で本当は大きな二つの断層の接点にあって地震がよく起こるところだと指摘しています。

チェルノブイリに原発が立てられたのは軍事戦略的要素を優先して、地質学的な要素は全く無視されたとも言っています。地震に弱いという欠点を持つ原子炉は都合が悪いので何が何でも地震による原因は否定したかったのでしょうか。よりによって地震多発国に54基も建てた日本。なんと危険極まりない取り返しのできないことをやってしまったのでしょうか。

魚の放射性セシウムの平均値 事故前の約2万倍に

東京海洋大学の研究グループが、原発から流れ出た放射性物質の影響を調べるため、今年7月、いわき市の沿岸から沖合およそ60キロまでを調査船で航海し、沿岸3キロ付近で採取した動物性プランクトンを分析した結果、放射性セシウムが1キログラム当たり669ベクレルの高い濃度で検出されました。原発から流れ出た放射性物質がプランクトンに蓄積していたのです。

動物性プランクトンは、さまざまな魚の餌になることから、研究グループでは、食物連鎖によって放射性物質の蓄積が進み、今後、スズキなど大型の魚で影響が本格化するおそれがあると指摘していましたが、恐れていた事が現実になりました。福島原発事故後、魚介類のセシウム汚染値は月日を追うごとにどんどん上昇し放射性セシウムの数値がハンパじゃなく高くなり、事故前の魚の放射性セシウムの平均値0.086ベクレルが、10月には事故前の約2万7000~1万6000倍になり、東北地方の漁業関係者らに大きな衝撃を与えました。

福島沖などで取れた魚介類の汚染がこのまま進めば、やがて食卓から多くの魚が消えてしまうでしょう。水産庁は原発事故後、週1回福島や茨城などの水産物のサンプリング調査を行い11月2日まで、計3475の検体を調べた結果、10月初旬ごろまでに公表されたセシウムの値は、国の規制値(1キロ当たり500ベクレル)に達しない魚介類がほとんどでしたが、中旬ごろから徐々に規制値をオーバーし始めました。

例えば、19日公表の福島沖の「コモンカスベ」は、国の規制値の2倍を超える1280ベクレルを検出。26日公表の福島沖の「シロメバル」は、ナント、2400ベクレル。11月に入ると、福島沖の「クロソイ」で1420ベクレル、「コモンカスベ」で1260ベクレル、「イシガレイ」で1180ベクレル、「アイナメ」で1050ベクレルなどと、4ケタ台の汚染魚が続出。さらに前橋市の「ワカサギ」でも589ベクレル、「ウグイ」は685ベクレルが検出され、汚染地域がジワジワ拡大している実態が浮かび上がってきました。

日本の規制値は国際的に見ても高く、「非常識」との批判が噴出していますが、驚くことにそれをはるかに上回る値が検出されています。高濃度汚染の魚介類はさらに増え、汚染域は太平洋沖にさらに拡大し、影響は5年ほど続くと見られています。

エスパワー創立20周年によせて ~国際気能法研究所所長 秋山眞人 氏~  2012.1

人の人生における20年。長いようで本当に短いものである。鯰江氏との出会いから、人間の心身の能力開発の道を、誰もまだ見ぬ、前人未到の道を共に進もうと心に決めてからの20年。鯰江氏は、その極めて温厚な風貌に見合わぬ超人的なスピードで孤高の立場で研鑚を深め、エスパワーニズムというべきオリジナリティーあふれる技術と空間を創造するに至った。教科書やインターネットで見れる知識をモノマネでやるのは、たやすい。

しかし、何もなく、見えにくい、この世界において、カタチを創っていくことは、尋常ではないほど、多くの書にふれ、多くの人の言葉に耳を傾けねばならない。ましてや、世界がカンタンに注目してくれる分野ではないだけに、その個人的苦労は「自分と戦うこと」そのものであっただろう。私は、そういう鯰江氏とエスパワーニズムが大好きだし、未来に残していくものだと思っている。近年、ようやく時代が追いついてきたのか、この分野の勉強をはじめる同志が増えている。

しかし、気分だけで関心を持ち、気分だけで「ヒーラー」を名乗り、気分だけで辞めていく人が、あまりにも多すぎる。まずは、この世界を学ぶには、鯰江氏のように長く研究している人の「動き」と「人柄」にふれることが最良の道である。そこには、はかりしれない「フォース」と「力」の入り口がある。エスパワーが今だにそこにあることが本当に本当に奇跡のようなことなのだけれど、そのウラには一人の人間の、ものいわぬ努力が必ず存在するものである。鯰江氏、そしてスタッフの心の結晶が今までにない歴史を保っているのだ。

与野健康プラザ20年を振り返る ~与野健康プラザ代表 鯰江勇~  2012.1

●人工氣場の創造

「その場所に居るだけで体中の細胞が活性化して健康になり、心が癒されてリラックスし、潜在能力が思う存分に発揮される」そんなビルを造ろうと思ったのが25年前。それから5年後に建設着工し、運営始めてから早20年になります。その間、多くの方々に、ご意見、ご協力を賜りました。あらためて感謝申し上げます。エスパワービルの雰囲気が、本来の目的の内容にどれだけ近づいているかを確認するため、氣の研究の第一人者である電気通信大学名誉教授、佐々木茂美先生に氣の測定をお願いしました。測定の結果、エスパワービルの中は、普通の場所の約10倍の氣の集積が認められました。しかも、氣の強さは気功師の約2倍の強さであることが確認されました。

●氣場の人と物に及ぼす影響

来客の方が、玄関に足を踏み入れた時の感覚を様々に表現しております。

  • 周囲がパッと明るくなる
  • 脚が軽くなる
  • 体が温かくなる
  • 手の拳が強く握れる
  • 急に生理が起こる

などです。

そこで館内の科学的測定を行った結果、下記のことが判明しました。

  • 生体に活力を生むマイナスイオンが、一般道400個なのに対して、館内は多い所で3,500個と9倍弱。
  • 氣が高まり、自律神経がバランス化
  • 脳はリラックスして、集中力を増す
  • 大量の空気が吸えて、呼吸が楽
  • 血液がサラサラになる傾向
  • 飲み物はマイルドな味覚に変化

●N式総合療法

人体を部分部分が組み合わされた集合体とみなし、部分部分を改善すれば、全体が改善されるという考え方は、生活習慣病を始め、多くのやっかいな病気や症状を治すことはできません。病気の原因を自然を含めた総合的影響によるものと捉える必要があります。具体的には、ストレスに代表される心の持ち方、食事、運動、休養などに代表される身体への影響および地質病理学的ストレス、気候変化の外因、氣の変化などに代表される自然環境による人への影響です。残念ながら現代医学はほとんどが対症療法という手段で治療しています。上記のような心、身体、環境などについてカウンセリングするというようなことはないし、医療制度を根本的に変えない限り、今後も決してないと言って良いでしょう。

●自覚症状検査の限界

身体の自覚症状は氣づきを与えるための信号、叫びと考えられます。そのため、自覚症状の部位が根本原因であるということはまず無くて、必ず他の部位に主原因があります。人の生命に関わる臓器が主原因の場合、最初はその親衛隊である筋肉筋膜にサインを送ります。本人が気づかなければ、関連部位に次々と症状を起こさせます。しかし、この段階は主原因である臓器の機能が低下しているだけで、医学的検査で検出できるとは限りません。検査した結果、よく「何でもないから心配ない」と言われるのは、このためです。

●東洋医学的検査

ところが、この段階でも異常を的確にとらえられるのが、東洋医学的検査です。東洋医学の基本は皮膚の氣の流れを把握し、体全体の氣の低下や高揚ならびにバランス性を検査します。病院では異常でなかった人が、氣の測定を行うと、「自覚症状がある限り100%異常あり」という結果がでています。内臓の機能低下は、この氣の検査で検出されます。今までなんでもなかったという人はおりません。しかも、西洋医学と異なり内科、外科など科目ごとに身体を専門化して検査するのではなく、体全体を通して検査しますので、科目間にわたる原因も分かります。

●目に見えない世界

「出口の分からない病気」「心の病みによる長引く鬱」「家族に怪我人や病人が続く」「交通事故や転倒事故が連続して起きた」などの場合に、目に見えない力に関心が高まっていきます。そして、先祖のたたりとばかり供養し、悪霊の仕業といってお祓いしたり、これでは、神も先祖も霊も冤罪にさせられていることが多いかもしれません。 また、「転居した直後に病気になった」となると「方位・移転日に問題あり」などと言われたりします。 私共が20年間開催しています「氣のセミナー」や「ヒーリングセミナー」は氣の性質とその応用を勉強するだけでなく、病気や健康に関して、上記の原因不明の分析にも言及しています。科学を学んできた者が疑問もなく目に見えない世界にはまるのは危険です。

●真の健康とは

病院に行く前に、体に必ず症状が出ているものです。例えば、頭痛、めまい、だるい、よく風邪をひく、尿が近い、息苦しい、皮膚疾患、首肩の凝り、耳鳴り、目の疲労、手のシビレ、便秘、腰痛、膝痛などです。特に、内臓の変化は全て体表面に表われてくることは、東西医学を問わず認められています。これらの初期症状の段階で処置すれば(予防医学)、自然治癒力が向上し、内臓器官の治療にもつながり、病院に行かなくても済むことが多いものです。自分で行う場合のポイントは、体のみでなく、心の持ち方、自然・人間環境にも留意する事です。また、人体部位の繋がりには、不明点が多いので、全身から原因部位を探す必要があります。氣は見えませんが、電気と同様に物質や人体に影響を与えています。人の体は想像以上に無意識によって支配されています。心理学者のユングは「集合的無意識」の存在を唱えていました。海に浮かんだ島々は独立していますが、海底では全て繋がっています。人の無意識も人のみでなく、動植物、微生物、鉱物などあらゆるものと奥の方で繋がっているので、病気の原因が分かる時もあります。