劇症腰痛が1回で改善
さいたま市 小森さえ子(39才 主婦) さん

2月始めの頃、生理時に腰痛を感じましたが、終わると同時に治ったようで、あまり気にしませんでした。しかし、3月5日の朝、腰痛が再発しました。その日は一日中辛く、夜になっても痛みは増すばかりで、寝返りをしたところ、動けなくなってしまいました。どこが痛いのか自分でもわからない情況で、右臀部から大腿部、下肢全域にかけて激痛がはしり、体のやり場も無く、歩けない状態にまでなってしまいました。あまりにも辛いので、夜中の1時、主人におぶってもらってN病院にいき、レントゲンを撮ってもらったところ、「ヘルニアだと思う」と言われました。

坐薬を1本入れ、あと、1時間おきに2本、合計3本入れ、さらに、もらってきていた痛み止めを飲んでも全然痛みは改善されませんでした。病院にいっても、待ち時間が長くて辛いので、翌日は、あまり待たせないと言われているS病院へ、また主人におぶってもらっていきました。そこでも、レントゲンを撮り、さらに腰椎へ注射をしました。下半身がだんだん痺れてくるのがわかりました。帰りがけに「これで痛みがとれないようでしたら、手術をすることになります」と言われました。

3時間たっても痛みはとれず、やはり手術しなければならないのかと一時は思いましたが、主婦の自分が入院したときの家族のこと、退院してからの通院のことなどを考えましたら、手術は絶対できないと思い直しました。どうしてよいかわからず、思案にくれていたとき、友人のご主人が、病院で治らない腰痛が1回で良くなったという与野健康プラザのことをききました。正直いって、今まで西洋医学以外の治療をしたことのない私にとっては、不安でした。

これだけ進歩した医学が治せない痛みを、医者でもない治療師が治せるのだろうかという疑問があったからです。しかし、娘の幼稚園の謝恩会が数日後にせまっていて、なんとか出席して、子供にさびしい思いをさせたくないという気持ちも強く、思い切って行くことにしました。翌日、友人におぶってもらって、やっと施術室にたどりつきました。(後で聞いた話ですが、そのとき受付の方は、私が50代の年令に見えたそうです)まず、東洋医学の気流測定を行いました。

先生はそのグラフを見て、「この腰痛の根本原因は、ストレス性で腹部が関連している」と予想もしていないことを言いましたが、そう言われると思い当たることがあったのです。体に触れられると、こんな所が痛かったのかと不思議に思うくらい、全身のあちこちに痛点が分散していたのです。それを一つ一つとった後「今日からコルセットはしないこと、湿布をしないこと、風呂で暖めること」と病院で治療したこととは全く逆のことを言われました。全てが終ったときには半分以上の痛みがとれていましたので、歩いて帰りました。

何がなんだかさっぱりわからないで不思議な気持ちなのですが、何しろ現に激痛がとれているのですから、翌日もいきました。そして、ますます痛みがとれて、足をひきずるようなこともなくなりました。お陰さまで無事、謝恩会にも出席でき、それと同時に今まで恥ずかしくて他人に言えなかった失禁が治っているのです。それを先生にお聞きすると「中年の女性にはよくあることで、失禁、膀胱炎、生理痛、便秘、腰痛いずれも関連があるのです」という返答でしたが、人体には西洋医学ではまだ解明できていないことが多々あるのではないかと思いました。